ヤマハ「Distance Viewing」発表、ライブハウスの新たな動員源へ
ヤマハでは、次世代ライブビューイングとして「Distance Viewing」を発表。10月19日に一般向けイベントとして、音楽ユニット「ORESAMA」のライブステージをDistance Viewingでリアルに再現した。
Distance Viewingではライブ時の迫力あるサウンドを再現しつつ、大型スクリーンによる等身大のアーティスト映像、ライブ同様の照明演出で迫真のパフォーマンスを実現。既存のPA設備を活用し、ライブハウスならではのバーチャルライブやオンライン配信を行うことができる。
渋谷のライブ&カフェ・スペースVeats shibuyaで行われた「ORESAMA」のDistance Viewing上演では、80's Discoをエレクトロ、ファンクでリメイクしたサウンドに鮮やかな照明演出が加わり、リアルさながらの豊かな臨場感を満喫した(写真)。
一般向けイベントに先駆けてメディア体験会も行われ、開発を担当したヤマハデザイン研究所・柘植秀幸氏が経緯と概要を説明。Distance Viewingによってバーチャルで複数回あるいは全国各地の複数会場での公演を可能とし、来場者・関係者の安心安全と収益化の両立を図る。コロナ禍でライブ運営にも様々な制約が課される中、ライブハウスの再活性化につなげたいと強調した。
・ 詳細記事:ミュージックトレード11月号(11月2日発行)
・ ヤマハ - ニュースリリース - 『Distance Viewing』を初開催 音楽ユニット「ORESAMA」のライブをステージ上にバーチャル再現